【奥信州】一年中楽しめる温泉郷山ノ内町の観光術【地元住民の直伝⑤項】
善光寺よりも北に位置した場所にも観光地域がいくつかあります。
地図でみてみると長野県は山に囲まれていますので自然豊かです。
中心市街地から離れるとより自然が増していくため
都市部では味わえない空気を感じることができます。
近年はアウトドアブームでキャンプも流行っており、
山地はレジャーにもってこいです。
なかでも注目したいのは、渋温泉郷で有名な下高井郡山ノ内町です。
お猿さんの入浴で有名な地獄谷温泉をはじめ、
とても自然豊かで澄んでいる場所です。
善光寺観光は散策、食事、温泉でしたが、
山ノ内町は自然が豊かで温泉地もありますので、
観光ポイントは散策やレジャーです。
↓ 善光寺観光はこちらを参考に ↓
n-nagano-hotels-information.hatenablog.com
■目次
▶3-1-4.ふらっと立ち寄れる道の駅「FARMUS 木島平」
▶3-2-3.観光で知名度アップ「スノーモンキーの地獄谷野猿公苑」
▶6.まとめ「奥信州へ行ってみよう!観光ポイント直伝➄項目」
▶6-1-2.お車やバイクはドライブ、ツーリングも兼ねて信州中野ICから
1.奥信州とは
奥信州は北信地域とも呼ばれ、
これらを総称する名称でもあります。
画像引用:山ノ内町
なかでも、
山ノ内町は源泉数がとても多いのが特徴です、
など、
温泉が多く、観光ツアーも組まれて県内外からの訪問客で
賑わいをみせています。
(渋温泉は温泉ランキングでもよく顔を出しています)
高原地帯で標高も高く、夏は新緑豊か、秋は紅葉、
冬になればウインタースポーツが楽しめるスキー場も存在しているため、
一年中楽しめるのが特徴です。
キャンプ場もあるため学校関係もキャンプ合宿で利用されたり、
都会からレジャーを楽しむ目的で訪れる方が多いです。
2.季節に関係なく観光で楽しめるスキー場
スキー場と言えば「冬」のイメージですが、
そんなことはありません。
スキーやスノーボードは山の斜面を利用して滑っていきますので、
山の上に登ることが必然です。
積雪がない山をイメージしてみて下さい。
画像引用:山ノ内町
雪がない夏のスキー場は自然の息吹きが感じられますし、眺めもいいです。
山ノ内町周辺のスキー場にスポットをあてていきます。
2-1.夜間瀬といえば、竜王スキーパーク
画像引用:竜王スキーパーク
ランキングでは上位にも入る、北信州では有名なゲレンデです。
地元では「竜王」と聞けばすぐにスキー場をイメージします。
湯田中駅からバスもでていますので、電車で来られる方も安心です。
冬はスノーパウダー求め県内外から多くのスキー客がツアーなどで訪れます。
シーズン中はもちろん、春先になってもスキーができます。
季節によって変わりますが、2018-19年は5月のGWあたりまで行えたみたいです。
シーズンになるとリフト券がお得に購入できるサービスもあるため、
楽しみたい方は事前に注文することをおすすめします。
画像引用:竜王スキーパーク
コース図を見るとわかるのですが、標高差がすごいです。
山の頂上が1930m、ここから滑り下りることを想像してみて下さい。
スキーやスノーボードが好きな方であれば、大満足できるコースであるのは
間違いありません。
2-1-1.SORA terrace(ソラテラス)
画像引用:SORA terrace
竜王スキーパークにある雲海を眺めることができるポイントです。
夏でも冬でも一年中楽しめるスポットのため多くの観光客で賑わいます。
雲の動き眺めることができるカフェは、老若男女訪わず、多くの方が訪れます。
画像引用:SORA terrace cafe
限定のドリンクは見た目よし、味よしです。
私が訪問した時はタコスを食べました。
インスタ映えしますね^^
味もしっかりしていて大満足でした。
ご飯屋さんではないので男性は少ないように感じますが、
ちょっと食べるくらいであれば満足できるはずです。
私は天気が悪く雲海をみることができませんでしたが、
天気を細かくチェックして、条件によって出会うことができます。
条件は
- 朝、夕方
- 霧がかっている時
- 急な雨がふったとき
- 気温差が大きいとき
画像引用:SORA terrace
夏場はナイトクルージングで星空鑑賞が楽しめます。
この時期は特別に夜間営業をしていますので、
夏の思い出に訪れるのもいいかもしれません。
都会で生活している方からすると幻想的な光景がみられるはずです。
2-2.志賀高原スキー場
画像引用:山ノ内町
志賀高原にある18箇所のスキー場が設けられた場所です。
志賀高原は地図で確認すると
北信州でも北東の山に位置していることが分かります。
山ならではの環境を活かしたスポットです。
- 渋峠スキー場
- 横手山スキー場
- 熊の湯スキー場
- ジャイアントスキー場
- 蓮池スキー場
- サンバレースキー場
- 丸池スキー場
- 東館山スキー場
- 発浦ブナ平スキー場
- 高天ヶ原マンモススキー場
- 西館山スキー場
- タンネの森オコジョスキー場
- 一ノ瀬ダイヤモンドスキー場
- 寺子屋スキー場
- 一ノ瀬ファミリースキー場
- 一ノ瀬山の神スキー場
- 焼額山スキー場
- 奥志賀高原スキー場
これだけのゲレンデが集まり、日本では最大級の広さとなっています。
ランキングにもいくつかゲレンデの名前がエントリーされており
知名度が全国的に高いため、
県内外に限らず、海外からもツアー等で訪れる方が多くいます。
こちらも積雪の状況で、
早くて11月から、春先はGWまで楽しむことができます。
(公式ブログやフェイスブックを参考にするといいです)
2-2-1.志賀高原の大自然
シーズンオフではトレッキングコースにもなります。
画像引用:山ノ内町
画像引用:山ノ内町
オフシーズン(夏、秋)はトレッキングを通して大自然に触れ、
冬の訪れと共にさらなる恩恵をうけてウインタースポーツを楽しむ。
これが奥信州の山の恵みです。
3.ツーリングにおすすめルート
東と西でコースをわけてルートをみていきます。
3-1.夜間瀬~木島平ルート
地図を参考にすると
- Sがスタート地点
- Eがゴール地点
東京方面や見学からお越しの方は
立ち寄れるスポットをみていきます。
3-1-1.中野市一本木公園
山ノ内町へ行く途中に立ち寄れるスポットです。
地図でみても山ノ内町ではありません。
バラの咲く5月下旬~6月下旬はイベントや催し物も開かれ、
県内外から多くの観光客が来られます。
ツアーでコースに組まれていたりもしますので、非常に知名度があります。
夏の手前までなので季節限定です。
ローカル番組の生中継や芸能人が旅番組で訪れたりと賑わいをみせます。
3-1-2.夜間瀬温泉ホテルセラン遠見乃湯
画像引用:よませ温泉 ホテルセラン
小高い山の上にあります。
温泉は日帰りでも利用できます。
ホテルに宿泊される方は無料で入浴可能です。
露天風呂から見渡す景色は絶景です
夜になると中野市が一望できます。
画像引用:よませ温泉 ホテルセラン
ホテルの料理はバイキング形式で楽しめます。
都会では絶対に味わえない田舎料理がとても魅力的です。
3-1-3.須賀川蕎麦が食べられる蕎麦集落
画像引用:グーグル
竜王へ向かう途中に蕎麦処がいくつもあります。
地図でみると集落がわかります。
山奥ではありますが、ツーリングやドライブなど
気軽に立ち寄れる田舎ならではのスポットです。
私自身が立ち寄った場所、ツーリングルートで
おすすめのお店をみていきます。
3-1-3-1.民宿そば処「竜王荘」
民宿も受け付けているそば処です。
食べログのランキングでも確認できます。
画像引用:民宿そば処 竜王壮
古民家のようなオシャレな店内、昭和を感じさせるような作りです。
画像引用:民宿そば処 竜王壮
私が以前訪問した時は歴史を感じさせるレコード盤があり、
大きなスピーカーからジャズが流れていたのが印象的でした。
夏の終わりの時期で、山の涼しさを感じながら友人と食事をしたのが
良き思い出です。
手打ち10割り蕎麦です。(自家栽培、自家製粉。)
ゆっくりできる空間ですので、お食事は畳の部屋で足を伸ばしてみて下さい。
休憩処として立ち寄ると非常に休めます。
3-1-3-2.おしゃれな食事処「山の実」
竜王マウンテンパークへ向かう途中にあります。
(前項で綴ったソラテラスへ向かう途中です)
観光向けの宿泊ホテルが立ち並ぶ途中にお店があります。
このお店もランキングでもみかけることができ、
百名店2019に選ばれています。
画像引用:食べログ
生粉打ち(きこうちそば)を楽しめます。(十割そばのことをいいます)
石臼で製粉し、そこに水を加えて混ぜます。
十割蕎麦は繋ぎになるものがないため製法が難しいといわれています。
食べ方も、最初は「塩」で食べることを推奨しておりこだわりがうかがえます。
画像引用:食べログ
蕎麦はもちろん、須賀川地区の他店では味わえない
蕎麦粉を使ったピザがお店の看板メニューになっています。
3-1-3-3.こだわり蕎麦「北志賀家電・そば部」
ネーミングが驚きです。
親父さんがこだわっている蕎麦を食べることができます。
限定10食とされており、こじんまりと営業している様子です。
来店の際はお電話を入れてからの方がよさそうです。
画像引用:食べログ
食べログより転載です。
蕎麦の色合いがよく食欲がそそります。
多くの蕎麦処がある須賀川地区ですが、限定10食となると
一度は味わってみたくなります。
そば打ち体験も可能との情報が出ていますが、
こちらも確認した方がそさそうです。
3-1-3-4.早蕎麦も楽しめる「岩本そば屋」
403号線沿い、蕎麦集落のはじめの方にお店があります。
店舗は少し奥まったところにありますが、
お店というより民家を改装したような雰囲気もうかがえます。
画像引用:岩本そば屋
みずみずしく、手打ちで強い腰が特徴です。
画像引用:岩本そば屋
はやそば
こちらの早蕎麦は選択無形民俗文化財に登録されている、
全国でも珍しい蕎麦料理です。
そばがきの一種で、
茹でた大根の千切りに蕎麦粉入れて調理し、めんつゆに落として食べます。
長野県北信州のなかでも非常に珍しく、この地区ならではの料理ですので、
訪問する機会があるようなら一度味わってみるのもいいですね。
3-1-4.ふらっと立ち寄れる道の駅「FARMUS 木島平」
403号線を走り続けて須賀川地区を抜けると、
地図で各確認すると、この位置です。
途中で立ち寄れるのが、道の駅「ファームス木島平」です。
画像引用:FARMUS木島平
地場産の野菜が並びます。
季節のものがたくさん並びますので、 通年通して 楽しむことができます。
こちらの道の駅では「木島平産のお米」が目玉になっています。
道の駅でお米が買えるのは珍しいと思います。
奥北信州ならではの味を買って帰るのもいいですね。
画像引用:FARMUS木島平
カフェスペースでは 志賀高原三のビールや 地元の牛乳を
活かしたジェラート、軽食をとることができます
ツーリングの休憩で立ち寄るのもいいと思います 。
Facebook ページから 旬の情報を得ることができますので
イベント等を下調べした後に出かけるのがベストです。
3-1-5.北信州の有名お菓子店「パティスリー・ヒラノ」
少し道を逸れますが市街地にある北信州で有名なパティスリーです。
ケーキのディスプレイがとてもオシャレで、
店舗のカフェスペースでも食べることができます。
駐車スペースもありますので、
立ち寄った際はケーキを食べながら、コーヒーを飲んでゆっくりできるはずです。
4代目のご主人が作る洋菓子が長野県内のローカル雑誌でも取り上げられ、
知名度がいっきに広がりました。
ランキング関係には必ず顔を出す名店です。
ここの洋菓子を求めて県内外から訪れる方は非常に多いです。
画像引用:ヒラノロール
人気No1のヒラノロールは卵の味が濃厚で、
ふわりとした口当たりが絶妙です。
生クリームも甘すぎずふわふわしたケーキにマッチングしています。
何度か食べているのですが全く飽きがこない味です。
友人や家族、職場へのお土産にもバッチリですし、
自分へのご褒美としても良いと思います。
ここを訪問した際は必ず購入をしましょう!
3-1-6.温もりが溢れる「高橋まゆみ人形館」
全国でも人気の「高橋まゆみ」さんの作品が展示されています。
情緒あふれる人形の世界が、見ている方々を魅了します。
画像引用:高橋まゆみ人形館
どこか懐かしく、躍動感ある人形たちからは
田舎で暮らす人々の生活感があふれた様子を感じることができます。
飯山市の観光スポットにもなっており、
こちらも観光ツアーなどで多くの方が県内外から訪れます。
3-1-7.地域住民から愛される「長嶺温泉」
いよいよ夜間瀬~木島平ルートの最終スポットです。
こちらも403号線から少し入ったところにあります。
地図でみてみると、脇道に入りますが立ち寄りやすいポイントです。
長峰地区で古くから愛されている温泉です。
リゾートというより、温泉を楽しむための施設です。
入浴料もリーズナブルで地元住民からも愛されています。
源泉100%かけ流しです。
ツーリングの最後に立ち寄って、疲れをいやすのもいいですね。
日帰り入浴料(休憩料込み)
大人 400円
子供 250円
3-2.志賀高原・横手山ルート
地図をみてみましょう。
長野県と群馬県の境に位置する火山です。
前項の夜間瀬~木島平ルートとは反対方向ですが、
403号沿いで夜間瀬の入り口までは
同じルートをたどり、
ここでは横手山をゴールにして、Uターンするルートで
ツーリングにベストなスポットを見ていきたいと思います。
3-2-1.道の駅「北信州やまのうち」
画像引用:山ノ内町
地場地産の野菜や時期によっては山菜も購入できます。
山菜は季節物ですので、
時期のものを食べられるタイミングで食べることが、
旬の物を味わうことだと思います。
工芸品も販売されており、
竹細工は須賀川地区に古くから伝わる伝統工芸です。
ひとつひとつが手編みですので、ヒトのぬくもり溢れています。
旅の記念になりますね。
3-2-2.湯治「角間温泉大湯」
国道292号沿いを横手山に向かって進んでいくと角間川が見えてきます。
そこに見える温泉集落が「角間温泉」です。
「大湯」は共同浴場で、黒鳥商店にて鍵を借りることで入浴できます。
古くから湯治として訪れる方々が多く、
レジャーというより温泉を純粋に楽しむための施設です。
歴史を感じる建物から、
古くからの温泉集落としての温かみを感じることができます。
3-2-3.観光で知名度アップ「スノーモンキーの地獄谷野猿公苑」
画像引用:地獄谷野猿公苑
ニホンザルが温泉に入っている姿が全国的に有名です。
地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを間近で見ることができため、
観光ツアーでもたびたびコースに組まれるスポットです。
地図でみると少し奥まった場所にあります。
画像引用:地獄谷野猿公苑
温泉に入っているお猿さんをみると、どこか心が安らぎます。
特に雪が沢山降りしきる「冬の時期」は温泉で暖まるニホンザルの姿を求め、
多くの観光客が訪れます。
冬は極寒ですが、
厳しい環境の中で生き抜く野生猿から力をもらうことができます。
野生動物を観察できる貴重な公苑です。
3-2-4.美しい眺め「横手山ドライブイン」
画像引用:横手山ドライブイン
地図でみると横手山んい向かう途中にあることがわかります。
横手山の近くにあり、立ち寄る観光客も多い場所になっています。
国道292号線は積雪で閉鎖されてしまう時期があるため、
春先~夏は観光向きでおすすめです。
山奥にあるため、資源は制限を設けながらになっていますが、
自然あってのことですので、
利用客ひとりひとりが意識しなくてはなりません。
画像引用:横手山ドライブイン
絶景の展望レストランで食べる食事は格別です。
ツーリングの休憩ポイントとして良いご飯がたべれます。
ここから横手山に登って引き返すと、
ツーリングに最適なコースとなります。
ひたすら山道ですので、
大自然を満喫しながら楽しむことができます。
4.奥信州の名湯
奥信州といえば観光地でもある温泉郷で、
地図で確認すると温泉の数が確認できます。
特にランキングや日帰りツアーで
おすすめの観光向けの温泉をみていきます。
4-1.山ノ内町の玄関口「湯田中温泉」
この駅に併設しているのが、湯田中温泉「楓の湯」です。
気軽に立ち寄れるおすすめスポットです。
駅に駐車スペースもあるため、車で訪問することもできます。
遠方から訪れ、駅前で足湯を楽しまれる方も多いです。
楓の湯の魅力は安さです。
サウナや垢擦り、レストランといったスパ施設ではないため
規模は小さいですが、低価格で楽しむことができます。
入浴料
- 大人(中学生以上)300円
- 小学生150円
※入湯税含みます。
長野電鉄の日帰りプランや電動自転車の貸し出しもあり、
観光ではありがたいサービスです。
4-2.老舗で観光におすすめ「渋温泉」
画像引用:渋温泉
湯田中温泉から平和観音まですすむと
温泉集落があり「渋温泉郷」と呼ばれます。
どこの宿も100%源泉かけ流しで、
温泉本来の効能を楽しむことができます。
観光で訪れる方からは人気が高く、
旅行会社の観光ツアーなどでもみかけると思います。
新しい「リゾート」的な宿というより
古くからある老舗がとても魅力的です。
特に知名度が高い宿「金具屋(かなぐや)」を綴ります。
4-2-1.渋温泉の超有名なお宿「金具屋」
画像引用:金具屋
金具屋(かなぐや)は歴史ある有名な宿で、
渋温泉ランキングでは上位にランキングされる名店でもあります。
昭和初期の建造物ですが、当時の技術では非常に珍しい建築物で
金具屋は登録有形文化財として認定されています。
宮大工が建てたとされる建造物ですが、
宮殿というより高級な宿的な印象を受けてしまいます。
建築基準法においては既存不適格となる木造4階建。このようなものに消防が正式に営
業の許可(4階部分の宿泊の許可)を出している例は日本では他にほとんどなく、当時
のまま残って同じように営業している、建築だけでなく動態保存ともいえる建物であ
る。
温泉だけでなく館内を見てまわるのも楽しみのひとつになります。
金具屋は建物自体がある意味観光名所です。
画像引用:金具屋
モデルになったと言われており、
映画で登場したお湯屋のイメージを感じとれるはずです。
画像引用:金具屋 大浴場
金具屋の温泉は大浴場が3箇所、貸し切り風呂が8箇所。
加温、加水なしの源泉100%
大浴場はすべて泉質が異なるというのがこの温泉の特徴です。
この地域一帯が温泉集落であるがための仕様と思われます。
画像引用:金具屋 料理
金具屋の食事は健康志向です。
贅沢に味わうというより「体の疲れを癒すというのが温泉である」という
考え方からのメニューになっています。
地元の食材をフルに使ったメニューなので、
信州牛、信州サーモン等はもちろん信州ならではの
味を堪能することができます。
建物、温泉、食事
どれをとっても奥信州ならではだと思います
観光ツアーでおすすめのスポットです。
奥信州といえば「渋温泉金具屋」
これで決まりです。
5.奥信州の名物蕎麦の確認
前項の夜間瀬~木島平のツーリングコースで
須賀川蕎麦処をご紹介しましたが、
奥信州に伝わる蕎麦について
再度ルーツを確認しながらまとめたいと思います。
5-1.地産地消「須賀川そば」
歴史を辿っていくと、
須賀川地区では室町、江戸から蕎麦栽培が行われていたとのこと。
山ノ内町によると、
年間21㌧の蕎麦粉を出荷しており、蕎麦の産地としても有名です。
蕎麦粉だけでは打つのが難しく、
通常であれば小麦粉をブレンドして二八蕎麦としているところも
おおいですが、須賀川地区ではオヤマボクチ(山ごぼう)を繋ぎとして使い、
シャキシャキとした独特な歯応えのある蕎麦に仕上げています。
山の幸を使ったアイデアで、
戸隠そば、更級そば等にはない食感がとても美味しいです。
道の駅北信州やまのうちでは
須賀川法印そばが土日限定25食で食べられますし、須賀川の蕎麦処では手打ちそばが楽
しめるお店も多くあります。
須賀川そばという統一されたものですが、
同じ蕎麦でも職人やお店によってこだわりがあります。
新そばの時期にあわせて産地を訪れて旬を食べるのもいいですね。
6.まとめ「奥信州へ行ってみよう!観光ポイント直伝➄項目」
- スキー場は冬でも夏でも楽しめる!
- 2つのツーリングルートで楽しさ2倍!
- 奥信州ならではの「須賀川蕎麦」
- 湯治の温泉集落
- 2.3度は訪れてみよう!季節で楽しめる奥信州
この➄つを抑えれば旅行や観光ツアープランに
迷っている方の参考になること間違いなしです。
東京、横浜、名古屋、埼玉など
都市部にはない「田舎」ならではの楽しみがあります。
山が恋しくなった時は是非、静養も兼ねて旅行、観光はどうでしょうか。
6-1.奥信州へのアクセス方法
6-1-1.都内からは電車がおすすめ!
画像引用:長野電鉄
在来線、新幹線で長野駅にきたら徒歩で地下鉄の「長野電鉄」へ。
終点の湯田中駅まで乗り換えなしの一本でいけます。
6-1-2.お車やバイクはドライブ、ツーリングも兼ねて信州中野ICから
遠方からのアクセスは
信州中野IC → 県道29号線「江部」の交差点 →
国道403号線 → 292号線を走り → 夜間瀬・志賀高原方面へ
(グーグルマップで要確認)
6-2.奥信州の宿泊先と価格推移
都会のように大手のビジネスホテルが沢山あるというわけではありません。
お車やバイクの場合は中野市にあるトラベルイン、ルートインが利用可能ですが、
ほとんどは温泉集落に密集している旅館、志賀高原の旅館やホテルが宿泊先となります。
観光地ということで価格が気になるところですが、
時期によっては「7000円を切って」宿泊可能な場所もあります。
「8000円~10000円」が多い印象で、貸し切り温泉がついていたり特別料理など条件が付随することで「12000円」程が大満足だと思われます。
(前項で紹介した「金具屋」は超高級です)
6-2-1.奥信州の観光にピッタリ、安く宿泊する方法
手順① :
私が独自に宿泊先をまとめましたので、下記のマップから宿泊先を選定します。
【全124ヵ所】湯田中・渋温泉・志賀高原エリア宿泊先 - Google マイマップ
手順②:
大手サイトで価格比較をする。
価格比較は下記から可能です。
温泉郷かつ、冬のレジャー目的で県内外から多くの利用客が集まりますので、宿泊先がとても多いです。
(次回、詳細をまとめます。)
納得した旅を実現するために予算管理は大切ですので、宿泊先はしっかり価格をみて決めていきましょう。